新潟青陵高校の生徒さんが中心となって、地域の方、企業から集めた新古品の衣類を難民の方に送る取り組みに協力させて頂き、発送セレモニーに参加させ頂きました。
なぜ高校生が難民の方々に服を送るの?授業の一貫と思いきや…
身近な服を難民の方に届けることを通して、難民問題、サスティナブルな社会、環境問題等の普段意識しない地球規模の問題を学ぶ探求学習の一貫。
こう書くと一見、ただの学習の一貫かと思うのですが、
この取り組みの素晴らしいところは生徒が中心となって、地域の方やSDGsに取り組む企業さんから衣類を集めているということ。
セレモニーの一週間前に衣類をお届けした際に、生徒さん7人ほどで20個近くあった大きめの段ボールを率先して運んでくれました。
(本当にやらされている感ゼロ。提供する側としても、これは本当に嬉しかった)
もともと取り組みを知ったのはニュース番組を見たのがキッカケ。その時の生徒さんの姿に興味を持ち、すぐに電話。
以前、スポーツ用品店の閉店の際に引き取っていた新古品の衣類が大量にあったため、提供したいとの旨を伝えたところ「ぜひ頂きたい」と二つ返事。
捨てられる運命だった新古品の衣類がめでたくお役に立てることに。
セレモニーは生徒たちが1400着の衣類を子供用、大人用と仕分けし、段ボールに梱包したものと一緒に写真撮影し、運送トラックに積み込み、お見送り。
みんな嬉しそうに取り組み、最後まで運送トラックを見送っている生徒の姿が印象的でした。
改めて、これからの時代を生きる若者たちは環境問題に取り組むのが当たり前になるんだなぁと実感しました。
セレモニーは大盛り上がりでした。 トラックに積み込んでお見送り。
最後に副校長先生の「服以外にみんなの【想い】が詰まっている、難民の方々の希望になれば」という言葉に、相手を思いやるという環境問題を解決する根本的な言葉を頂きました。
最後に一生懸命に取り組まれた新潟青陵高校の生徒の皆さんそして先生方、
今回貴重な機会に立ち会わせて頂きありがとうございました。
中心となって活動した生徒さん
今回の取り組みで貢献できるSDGsのターゲット
1.貧困をなくそう
12.つくる責任つかう責任
17.パートナーシップで目標を達成しよう。